2012年11月30日金曜日

ストップ!ポンジスキーム!



こんにちは、iPhoneをアイホンと表記します。@ねこぬしです。



では、毎月配当型のポンジスキーム、この寿命を長くするために、

毎月毎月新しく新しく会員さんを募って、
新しい会員さんの出資金で配当を埋めていくとしましょう。

その場合、この仕組みは永遠に周り続けるように思います。
だって、配当があるなら、新しく会員を探して繰ればいいのですから。。。



では、実際に計算すると、どうなるでしょう?
私がやってみたのは次の計算でした。計算のサイクルは1月単位で考えます。
毎月、1人ずつ増えていけば、何ヶ月間もつのだろう
毎月、2倍ずつ増えていけば、何ヶ月間もつのだろう。
毎月、フィボナッチ数列的に増えていけば、何ヶ月間もつのだろう。



そうしたところ、面白いことがわかりました。

皆さんは、どれが一番息の長いものになると思いますか?


これ、実は、フィボナッチ数列的に増えていくのが一番長持ちするようです。


その理由は二つ。


ポンジスキームの条件は
①出資者があとで配当金を受け取る
②現実に、新規の人を集めなければならない

というものです。


出資者が増えて、ポンジのつぼにお金を入れてくれるのはいいのですが、
ポンジのつぼポンジスキームでの、出資金のプール @ねこぬしの造語ですw)

その彼らは、今度はそこからお金を引き抜いていく立場に変わって生きます。

つまり、長い目で見ると、出資者はあまり増えないほうがいいのです。


さらに加えて、出資者を増やすということは営業活動を増やすということ。

それは、活動経費をかけますし、正直、徐々に集まりにくくなります。

たとえば、毎月2倍2倍でお客さんを増やすなんて、どう考えても現実的ではありません。


また、これは後でお話しますが、ポンジスキームを実行するには、
会社側の利益も出していかなければなりません。
それを考えると、
毎月一人の新規顧客では、簡単に首が回らなくなってしまいます。




そういったこともありまして、現実的に一番長続きする計算になったのは、

「毎月、フィボナッチ数列的に増えていく」

というものでした。

毎月2倍に増えていくものは
あまりに現実的ではなかったのです。
なんといっても、毎月倍倍で増えていけば、
2年後には約1000万人も会員がいるのです!


そしてもしそれが実現できたとしても、
出資者が増えるので、毎月の配当も増えていきます。


猛スピードの自転車操業が始まっていくのです。


さて、それで、具体的にどれくらいこのポンジスキームがもつのでしょうか。


いろいろな複雑な計算もあります。

たとえば、お客様に5%の配当を渡すには、
会社も5%程度懐にいればければなりません。
また、営業活動なども行っていくと、また経費もかかっていきます。

会社側の利益、などなども考えると、計算上、



@ねこぬしとしては



月利5~10%のものでは、

1年半から、2年、もてばいいものではないかと思います。



もちろん、これは配当をまわしていない場合のものですので、

ちゃんと運用をして、いるものは、延々と配当がもらえますので、

そういったところを見つけるのが大事ですね^^